「大人がなりたい職業ランキング」で1位を獲得するなど、人気が高まりつつあるWebライター。皆さんの中にも、フリーランスのWebライターとして独立をしたい……なんて方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フリーランスWebライターになるにはどうすればいいのかをご紹介します。仕事内容や高収入を目指すためのポイントも解説するので、ぜひご覧ください。
フリーランスWebライターとはどんな仕事?
「Webライター」とは、Web上のサイトやメディアに掲載する記事を執筆する職業です。フリーランスWebライターとは「企業に雇用されず、業務委託で記事を執筆するWebライター」のことを指します。
Googleなどの検索エンジンで調べものをしたいとき、検索結果にさまざまな記事が掲載されているのを見たことがあるでしょう。これらの記事の多くはWebライターの手によって書かれたものなのです。
また、Webライターが書く記事の多くは「検索にヒットさせ、サイトへのアクセス数を増やす」という目的で作成されています。そのためWebライターは「検索キーワードを記事内に盛り込む」「読者が分かりやすく、問題が解決できる構成にする」などの知識も必要です。
フリーランスWebライターになるための道のり
フリーランスWebライターになる道のりには以下の手段があります。
- クラウドソーシングで案件募集に応募する
- 友人や知人などのツテで仕事を受注する
- SNSで案件に応募する(またはスカウトされる)
- 求人サイトで契約してくれる企業を探す
- 企業サイトへ直接応募する
このうちフリーランス初心者がトライしやすいのは「クラウドソーシング」を活用する方法でしょう。
クラウドソーシングの特徴
クラウドソーシングサービスは、仕事をお願いしたい側(発注者)が仕事を募集し、仕事を請けたい側(受注者)が応募をするというシステムです。有名どころでいうと「クラウドワークス」「ランサーズ」などが挙げられます。
Webライター募集の案件では、1文字あたりの単価が0.1円~5円以上と経験・ジャンルによって収入に大きな幅があるのが特徴です。
クラウドソーシングのメリット&デメリット
クラウドソーシングはだれでも利用可能なため、駆け出しのフリーランスWebライターでもトライしやすいのがメリットです。とはいえフリーランスWebライターになりたてのタイミングでは執筆経験がなく、低単価案件しか受注できないことも少なくありません。
しかしながら、フリーランスWebライターとしての経験を積んでいけば、高単価案件を受注できる可能性が出てきます。現にフリーランスの中には、クラウドソーシングをうまく活用して継続した収入を得ている人も多数います。
一方クラウドソーシングには、フリーランス側が報酬を受け取る際に10~20%の「手数料」が差し引かれるデメリットも。クラウドソーシングが発注者との仲介役になってくれるため、フリーランスにありがちな「報酬の未払い」等が起こりにくいのは良い点です。しかしその反面、手取りが少なくなる点には注意が必要かもしれません。
フリーランスWebライターで高収入を目指すためのコツとは?
フリーランスWebライターとしてより多くの収入を得るには、どうすればよいのでしょうか。フリーランスWebライターが高収入を得るヒントをご紹介します。
専門知識を活かせる案件へ応募する
稼いでいるフリーランスWebライターの多くが、自らの「専門知識」を活かせる案件を獲得しています。特に金融や投資、保険などの専門知識が必要なジャンルや、医療・介護などの資格が必要なジャンルは、単価が高く設定されていることが多々あります。
これらのジャンルは需要に対し執筆できる人の数が少なく、初心者であっても高単価で仕事ができる可能性大です。
ほかにも「旅行が好きで日本や世界を飛び回っていた」「スポーツで全国大会に出た」など、ユニークな経験が活かせるケースは多いものです。「自分の経験が活かせそう!」という案件が見つかったら、ぜひトライしてみましょう。
SNSを活用する
フリーランスWebライターの中には、SNSを駆使して案件を獲得している人もいます。例えばTwitterでは、「#ライター募集」などハッシュタグ付きで執筆者を募っている投稿者も多く見られます。毎日SNSをチェックして応募すれば、受注のチャンスを増やすことができるでしょう。
またSNSはフリーランスWebライターとしてのブランディングにも利用できます。魅力的な投稿をしてファンを増やせば、Webライティングの依頼が舞い込むことも。フリーランスWebライターデビュー後は、積極的に活用してみましょう。
一旦企業Webライターになって経験を積むのもアリ
「フリーランスWebライターとして安定した収入を得たい」という人は、企業勤めのWebライターとして一定期間働いてみる方法もあります。
一見するとフリーランスとかけ離れた方法に見えますが、会社員としてWebライターをすると、先輩や上司から細かく改善点の指導・フィードバックを受けることができます。その結果ライティングやマーケティング、SEO対策などの基礎力が効率的に身につけられるのです。
事実、企業勤めのWebライターの中には「フリーランス独立の準備として基礎力を付けたい」という理由で働いている方も少なくありません。フリーランスとして長く通用する力を身につけたい人は、会社勤めという選択肢もアリです。
自宅でも働けるのが魅力!フリーランスWebライターを目指してみよう
フリーランスWebライターは時間や場所にとらわれずに働けるのが最大の魅力。その性質から、通勤のストレスを感じたくない方、子育てや介護をしながら働きたい方にも向いている職業だといえるでしょう。
また、フリーランスとして高単価の案件を受注できれば、少ない時間でも高収入を得ることができます。Webライターの需要は今後もますます増えていくため、フリーランスデビューしたい方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。