最近では、起業をする女性が増えています。女性が起業をする際に大きな問題となるのが、自宅の住所や電話番号を事務所として公開するかどうかという点です。個人情報を公開することに防犯面で不安がある方も多いでしょう。
特に女性の場合、男性に比べてストーカーなどの被害に遭いやすい傾向があるため、情報の公開には慎重にならざるをえません。そこで、バーチャルオフィスの利用がおすすめです。
今回は、女性にバーチャルオフィスがおすすめの理由についてご紹介していきます。
バーチャルオフィスとは
まず、バーチャルオフィスについて簡単に解説します。バーチャルオフィスとは、事務所としての空間を借りるのではなく、住所や電話番号といった情報のみを借りられるサービスです。
物件を借りるわけではないので、賃料や保証金、設備投資などが不要。バーチャルオフィスの利用料は、毎月高くても数千円程度なのでコストを抑えつつ事務所を持つことができます。
また、コピー機や貸会議室など事務所としての機能を備えているところも多いので、クライアントとの打ち合わせがある場合でも場所探しに苦労しないでしょう。
バーチャルオフィスの利用でプライバシーを守る
起業すると、自社のホームページや名刺などに事務所の住所と電話番号を記載する必要があります。不特定多数の人に個人情報を公開することは大きなリスクを伴うため、できれば避けたいと思うことでしょう。特に家族と同居している場合、万が一のときには家族にも影響が及んでしまうこともあるので注意が必要です。
そこで、バーチャルオフィスを利用することで、自宅の場所や電話番号など個人情報を守ることができます。バーチャルオフィスでは、郵便物の転送サービスをおこなっているところが多いので、クライアントに自宅住所を知られずに郵便物のやり取りができるのも大きな魅力です。
バーチャルオフィスだと一等地の住所が借りられる
実際に物件を借りるには、賃料が高すぎて手が出せないような一等地でもバーチャルオフィスの場合、低価格で住所を借りられます。土地柄で企業そのものの信頼がアップすることもあるので、どの住所を借りるのかは大切です。住宅街など自宅住所をイメージさせる場所の場合、企業の規模が小さく見えてしまい、思うように集客できない可能性もあります。
ブランド力や信用を高めるためにも、バーチャルオフィスで一等地を借りるとよいでしょう。
まとめ
女性の場合、男性に比べてストーカー被害などのトラブルに遭いやすく、個人情報の扱いには特に細心の注意が必要です。バーチャルオフィスをうまく活用することで、リスクを抑えた起業が実現できます。
安心して事業を進めるためにも、さまざまなサービスを賢く利用することが大切です。