副業を始めたからといって、誰もが稼げるわけではありません。
特に、副業として自分で事業をはじめる場合、最初の数か月は収入がゼロであることも多く、実際に稼げるようになるためには、労力や時間が必要です。
そんななか、月10万以上など一定の収入を継続的に副業で稼げることができる人は、ある共通点があるといいます。
そこで、副業を継続することができ、実際に稼げるようにまでなる人のタイプはどのようなタイプなのか、具体的に見ていきましょう。
責任感が強く主体性のある人
副業を稼げるようになるまで継続できる人は、本業と副業とを両立させることができる人。
どんなに憧れていた職種であっても、または、どんなに副業に活かせるスキルや技術を持っていても、副業を続けるには一定の困難が生まれます。本業で疲れていても、副業の業務をコツコツと平行して続けられなければなりません。
副業で稼げるようになるには、もともと責任感が強い性格であることが必要不可欠です。「本業が忙しいから」と副業に手を抜くことが起きると、せっかく労力をかけて始めた副業も次第に遠のいていき、長続きしません。
また、主体的に仕事に取り組めるかどうかも重要です。与えられた仕事をこなすだけの仕事の向き合い方のタイプは、副業には向いていません。
本業の仕事の取り組み方を振り返ってみて下さい。会社のルールに沿って上司から与えられた仕事、指示を受けた仕事のみを行っていませんか?より効率的に、よりニーズに合うことを意識して業務に取り組めているでしょうか?
本業で自分の役割に責任感を持ち、主体的に業務に取り組むことができない人は副業を始めても上手くいかない可能性が高いと言えるでしょう。
スケジュール管理・時間を生み出す力の上手な人
副業で稼げるようになるには、副業に充てる時間を作り出すことができる人です。
1日の時間はどんな人にも平等に与えられていますが、どのように使うかによって生みだされるものは大きく異なります。
副業で稼げる人の多くは、本業の仕事のある日でも平均2時間以上は副業に時間を充てています。
本業の仕事が終わって、休憩と称してダラダラと過ごしてしまったり、用もないのに寄り道をしてしまったりしがちなタイプは、副業には向いていないかもしれません。
副業で稼げるようになるには、もともとスケジュールの計画を立てるのが苦でなく、予定通りに物事をきっちり進められるタイプであることが大切。きちんと納期までに副業を仕上げたり、本業に支障が出ないようにしたりするには、スケジュール管理が得意か否かによって左右されます。
また本業の残業や急な休日出勤などが多かったり、通勤時間が長かったりすると、副業を成功させるのは難しい傾向にあります。実質、副業に充てる時間を作り出せる時間が少ないからです。
週単位・月単位で、副業に充てることのできる時間をしっかりと把握し、無理なく本業と両立させることができるかを確認してみましょう。
具体的目標を持ち、向上心のある人
副業で稼げる人の多くは、具体的な目標を持っています。
「旅行に行くためのお金を稼ぎたい」「子どもの教育費に充てたい」など副業を始めるのはさまざまな理由がありますが、具体的に「1年間で100万円稼ぎたい」「月10万円稼ぎたい」など、副業から得たい収入の金額を目標に掲げ、それを行動に落とし込める人が向いています。
常に「今週あとこれだけ頑張れば目標達成できる!」「そのためには今日、これだけやってしまおう」など目標に向かって頑張れる、向上心のある人が副業で稼げる人です。
本業が暇になり時間ができたら副業でも始めてみようか、という程度では副業を始めることはできても、実際に稼げるまでにはならないでしょう。
自分の適性がわかっている人
「この副業が人気らしい」「この副業が稼げるらしい」などという理由で、副業の職種を選んでいませんか?
副業で稼げるようになるには、一定の期間の継続が必要。始めようと考える副業が、本当に自分に合った職種であるかどうか、という見極めが客観的にできるかが重要です。
自分に向いていることをやるのと、向いていないことをやるのでは、同じ労力でも苦に感じる度合いが全く異なります。自分の適性にあっているものであれば、すぐに結果がでなくても長続きできるもの。
副業で稼げるようになるには、自分の適性がわかっているかどうか、が実はとても大切なことなのです。
情報収集が上手な人
副業の事業を成功させるためには、その事業にまつわる情報収集も非常に大切です。経費のコストカットの方法や、ニーズに合わせるための世間の動向など、常に新しい情報を得る必要があります。
「副業にまつわる様々な情報をどこから得ると良いのか」などを把握し、常に正確で新鮮な情報を得ることができるのも、副業で稼げるための要素だと言えるでしょう。
まとめ
ここまで【副業で稼げるタイプの人】を紹介してきましたが、いかがでしたか?
上記はもちろん一例ですし、タイプに当てはまっていなかったら100%成功することはない!という事ではございません。「事業を絶対に成功させる気持ち」がもちろん一番大事なことです。
最初はお小遣い程度を稼ぐ気持ちでスタートし、起動に乗ってきたら個人事業主をして事業拡大していくのも良いかと思います。
副業をするにあたり、特定商取引法表示ページなどに住所表記をしなければいけないが、自宅住所を公開することはイヤだという方はバーチャルオフィス(住所貸し)を検討しましょう。